@akari-city2026年7月1日
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川崎市の高齢者向け『フレイル予防プログラム』が医療費を 18% 削減した実績

フレイルとは何か

「フレイル」は加齢に伴う筋肉量や身体機能の低下状態を指します。2019年の研究によると、65才以上の日本人のうち 15~20% がこの状態にあり、医療費負担が急増しています。

川崎市は 2020年から「フレイル予防プログラム」を開始し、2024年時点で参加者 2,800人が登録。医療費削減効果は顕著です。

プログラムの内容

週1回の運動教室

  • 対象: 65才以上で、医師の許可がある者
  • 時間: 60分(準備運動 10分、本運動 40分、クールダウン 10分)
  • 費用: 月額 2,000円

運動内容:スクワット、レッグプレス、バランス運動など。専門のトレーナーが常駐し、安全性を確保。

栄養指導と食事会

月1回、栄養士による講座と、実際の調理体験。タンパク質摂取の重要性を学びます。

認知機能トレーニング

ゲーム、読書、手工芸などの活動を通じ、認知機能の低下を防止。

医療費削減効果

実績データ

参加者 2,800人の 2 年間のフォローアップ調査:

参加前の年間医療費(平均) 386万円
プログラム参加後(2年目) 317万円
削減額: 69万円/人(18% 削減)

全体削減額: 69万円 × 2,800人 = 193 億円

医療費削減の内訳

項目 削減率
入院治療 -32%
整形外科受診 -28%
認知症関連治療 -15%
リハビリテーション -12%

特に入院治療の削減が顕著。転倒による骨折入院が、フレイル予防により 32% 削減されています。

参加者の声

「週1回の運動で、階段の上り降りが楽になった。医者にも『体力が改善している』と言われた」(74才男性)
「同じ年代の人たちとの交流が心の支えになっている」(79才女性)

今後の展望

川崎市は 2025年までに参加者を 5,000人に拡大する計画。同時に、他の自治体(横浜市、相模原市)でも同様のプログラムが導入される予定です。