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渋谷のビジネス街に『オフィス向けカフェ』が増加―働き方の変化を反映
金融街から見える働き方の多様化
渋谷のビジネス街(道玄坂~センター街周辺)で、この1年間で「オフィス向けカフェ」が3店舗から8店舗に増加しました。これらの店舗の特徴を調査します。
オフィス向けカフェの特徴
施設面
- 長机とノートPC用コンセント完備
- Wi-Fi:全店無料(パスワード記載)
- 滞在時間:制限なし(通常カフェは2時間)
- 席数:10~30席
メニュー面
- ドリンク:600~800円(通常カフェより100円高め)
- 軽食:サンドイッチ、パスタ、サラダ(800~1,200円)
- セットメニュー:ドリンク+軽食で1,200~1,500円
利用者層の推測
観察により、利用者は以下の3層に分類できます:
1. フリーランス・個人事業主(約40%)
ノートPC持参、作業時間は2~3時間。コーヒーを1杯で長時間滞在。
2. 企業の営業職・管理職(約35%)
打ち合わせスペースとして利用。複数人で1〜2時間。
3. 外回りの営業から帰社前の時間調整(約25%)
軽食を取りながら、スマートフォンで業務連絡。滞在時間は30分~1時間。
ビジネスモデルの考察
これらの店舗が利益を出すためには、高い席数回転率が必須です。しかし「長時間滞在」を前提にしているため、実態は矛盾しています。
実際に、新規出店した2店舗のうち1店舗が6ヶ月で撤退しました。理由は「売上が見込みの60%に止まった」とのこと。
今後の展開
オフィス向けカフェが定着するには、以下の工夫が必要と考えられます:
- ドリンク代を割引する「月額パス」の導入
- 会議室機能(有料)の拡充
- フードデリバリー連携による単価向上
働き方の多様化に合わせた新しい施設形態ですが、ビジネスモデルの成熟にはまだ時間が必要です。
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