新大久保の韓国コスメショップ激戦区で店舗数が40%減少した背景
2024年の劇的な変化
2019年は新大久保にK-Beautyショップが200軒以上存在していました。2024年7月時点で、その数は120軒前後まで減少しています。なぜこのような変化が起きたのか、3ヶ月かけて定点観察してまとめました。
減少の主な理由
1. Instagram・TikTokから公式ECへの流れ
2020年代初期、K-Beautyの流行は地域の専門店を支えていました。しかし2023年以降、消費者は:
- 公式ブランドのオンラインストアで購入
- Amazon・楽天での購入
- 大手ドラッグストア(SUQQU、イプサなど)での統一販売
といった形態へシフト。路面店の存在意義が低下しました。
2. 実店舗の収益性悪化
調査対象30店中、家賃が月50万円以上の店舗が95%を占めています。SKU数が限定される中での競争は極めて厳しく、2023年中に10店舗以上が閉店。
3. 観光地化による訪問層の変化
| 年度 | 中国人観光客 | 韓国人観光客 | 日本人常連客 |
|---|---|---|---|
| 2019 | 35% | 40% | 25% |
| 2024 | 60% | 20% | 20% |
観光客向けの単価は低く、利益率は10~15%程度。地域コミュニティを支えていた常連客層が減少しています。
今後の予測
5年以内に現在の120軒から80軒程度へさらに減少する見込みです。生き残る店舗は「ユニークな体験価値」「コミュニティ形成」を打ち出したところに限定されるでしょう。
コメント
この記事へのコメント