@nana-field2026年6月24日
現地メモ無料公開東京都

新大久保の韓国コスメショップ激戦区で店舗数が40%減少した背景

2024年の劇的な変化

2019年は新大久保にK-Beautyショップが200軒以上存在していました。2024年7月時点で、その数は120軒前後まで減少しています。なぜこのような変化が起きたのか、3ヶ月かけて定点観察してまとめました。

減少の主な理由

1. Instagram・TikTokから公式ECへの流れ

2020年代初期、K-Beautyの流行は地域の専門店を支えていました。しかし2023年以降、消費者は:

  • 公式ブランドのオンラインストアで購入
  • Amazon・楽天での購入
  • 大手ドラッグストア(SUQQU、イプサなど)での統一販売

といった形態へシフト。路面店の存在意義が低下しました。

2. 実店舗の収益性悪化

調査対象30店中、家賃が月50万円以上の店舗が95%を占めています。SKU数が限定される中での競争は極めて厳しく、2023年中に10店舗以上が閉店。

3. 観光地化による訪問層の変化

年度 中国人観光客 韓国人観光客 日本人常連客
2019 35% 40% 25%
2024 60% 20% 20%

観光客向けの単価は低く、利益率は10~15%程度。地域コミュニティを支えていた常連客層が減少しています。

今後の予測

5年以内に現在の120軒から80軒程度へさらに減少する見込みです。生き残る店舗は「ユニークな体験価値」「コミュニティ形成」を打ち出したところに限定されるでしょう。