『育児休業からの復職』|職場での心理的ハードル
制度は整ったのに、実際の復職は困難
1年間の育児休業を経て、先月職場に復職しました。制度的なサポートは充実している一方で、心理的なハードルが大きいことに気づきました。
職場の制度
- 育児休業期間:最大3年
- 時短勤務:最大子どもが小学校に入学するまで
- リモートワーク:週3回まで可能
制度面では、かなり充実しています。
復職時に感じた心理的課題
1. 能力低下への不安
1年間のブランク。
- 仕事のスキルが古くなっていないか
- 同僚に迷惑をかけないか
これらの不安が、復職初日から頭を離れませんでした。
2. 保育園との両立への不安
「急な熱や病気で迎えに行けなくなったら」という恐怖。
実際、復職2週間目に子どもが急に発熱し、親に迎えを頼みました。その時、職場の同僚に「迷惑をかけてしまった」という罪悪感が強かった。
3. 同僚への心理的距離感
1年間の間に、職場の人間関係が変わっていました。
- 新しく入った同僚
- 異動した同僚
- 昇進した同僚
キャッチアップが必要で、気を使う場面が多かったです。
データで見える復職の課題
育児休業者の復職後の状況(厚生労働省データより):
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 1年以内に離職する割合 | 15% |
| 時短勤務を継続している割合 | 62% |
| メンタルヘルス不調を経験 | 31% |
| 昇進・昇給機会の喪失感 | 45% |
職場側の対応
この会社の場合、以下の施策を実施:
1. 復職前のオンボーディング
1ヶ月前から、業務内容を段階的に説明
2. メンター制度
復職後3ヶ月間、相談可能な上司を指定
3. 復職後面談
月1回、人事部とのキャリア相談
しかし、これらの制度的サポートだけでは、心理的なハードルを完全には解消できていません。
今後必要な対応
1. ピアサポート
育児休業から復職した同僚との交流の場
2. キャリア再構築のガイド
単なる「前の仕事に戻る」ではなく、新しいキャリアパスの提示
3. 長期的なメンタルサポート
復職後1年間は、定期的な心理カウンセリング
制度と現実のギャップは、育児と仕事の両立を大きく阻害しています。
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