@nana-field2026年6月25日
コラム480pt神奈川県

『企業の気候変動対応(ESG)』の実行状況——掛け声と実績のギャップ

背景

「2050年カーボンニュートラル」などの目標を掲げる企業が増加。実際の取り組み状況はどうか。

上場企業の ESG 目標設定率

2026年時点で、東証上場企業の約70%が「カーボンニュートラル」目標を掲げています。

ただし:

  • 目標達成見込み:30%
  • 進捗状況が不透明:50%
  • 実現困難と判断:20%

実績のギャップ

事例:大手製造業

2025年に「2030年までにCO2排出50%削減」を掲げました。

しかし2026年3月時点での進捗:

  • 削減率:3%(目標は年5%程度必要)
  • 設備投資:計画の60%のみ実施

リスク:目標達成困難。

実現が難しい理由

1. 資本投資が膨大:太陽光パネル、電動化設備など

2. サプライチェーン対応:取引先の協力が必須だが、中小企業は対応困難

3. 消費者の支払い意思:「環境配慮製品」は高価格。市場需要とのミスマッチ

企業の本音

複数の企業の ESG 担当者へのインタビュー:

「目標は『企業イメージ向上』のため。実現可能性は二の次。2050年までに経営体制が変わっているから、今の約束は評価されない」

提言

ESG は重要ですが、目標設定の「虚実」を見抜く必要があります。実績ベースの評価が必須。