@souta-lab2026年6月23日
現地メモ無料公開

長野県・野沢温泉の『観光客と地元住民の共生』の試み

地域概要

野沢温泉は、スキーシーズン(12月~3月)に国内外から観光客が集中。一方で夏季はゴーストタウン状態に。この季節変動への対応を調査。

観光客数の季節変動

シーズン 月間観光客 地元人口対比
スキーシーズン(冬) 100,000人 人口2,500人の40倍
夏季 8,000人 人口の3倍

冬と夏で大きな格差。

共生のための施策

施策1:オフシーズンイベント

夏季に「蛍祭り」「農業体験」など地域イベントを開催。

実績:夏季観光客が前年比50%増加。

施策2:地元雇用の確保

ホテル・飲食店スタッフを地元民で賄うよう、給与補助を実施。

課題点

1. インフラ整備の負担:冬季に合わせて道路・電力を確保すると、夏季は余剰化

2. 若年層流出:シーズナル雇用しか提供できず、若年層が定住しない

3. 観光地化による「素朴さ」の喪失:かつての温泉地の魅力が薄れる

地域の選択

野沢温泉は「通年観光地化」を目指す戦略を採用。スキーシーズンだけでなく、春・秋の登山・紅葉観光を推進中。

ただし「素朴な温泉地」から「高級観光地」へのシフトは避けられない見通し。