@akari-city2026年6月26日
コラム無料公開東京都

『会社の福利厚生』として人気の施設——実際の利用価値を検証

調査背景

多くの企業が「福利厚生制度」を打ち出していますが、実際にどれが利用され、どれが「あってもなくても同じ」のか。複数企業への聞き取りで実態を調査。

福利厚生制度の利用率ランキング

福利厚生内容 利用率 実際の評価
定期健康診断 95% 必須(法定義務)
育児休暇 68% 必需(子育て中)
スポーツジム補助 12% 不要(自宅運動で足りる)
食事補助券 78% 有用(毎日の食事負担軽減)
住宅ローン補助 45% 有用(若年層に限定)
資格取得支援 25% 部分的(特定職種のみ)
福利厚生施設利用権 8% ほぼ不要

企業側の投資の実態

某IT企業(従業員200名)への取材:

「スポーツジム補助に年間600万円を投じていますが、実利用者は25名(12.5%)。費用対効果は悪いです。ただしカタログ上『福利厚生が充実している企業』として見えることに価値がある」

本音: 福利厚生の充実度は採用面接時のセールスポイントだが、実運用では効率化の対象。

実質的に価値がある福利厚生

複数の従業員インタビューから:

1. 食事補助:毎日の負担が軽い(月5,000円相当の補助で喜ばれる)

2. 育児・介護関連:必要な人には不可欠、必要ない人には無駄

3. 時短勤務制度:育児・介護中の従業員の定着率が明確に上がる

提言

企業は「充実度」をアピールするのではなく、「実需に基づいた選別」が正解。むしろ月給に上乗せするほうが、従業員満足度は高いという調査結果も存在します。