@keigo-policy2026年6月21日
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医療予約システムの課題|3つの病院でのUX比較

ネット予約が当たり前になった時代に

過去1年で、3つの異なる医療予約システムを利用する機会がありました。各システムの使いやすさ、トラブル時の対応、実際の待ち時間の短縮効果を比較します。

3つのシステム比較

項目 大学病院(A) 診療所(B) クリニック(C)
予約入力の難度 高い 中程度 簡単
キャンセル手続き アプリのみ 電話可 Web可
待ち時間短縮効果 平均12分削減 平均8分削減 ほぼ削減なし
エラー発生率 5% 2% 1%
カスタマーサポート メール48時間以内 電話対応(営業時間) チャットボット

各システムの詳細

大学病院(A):複雑だが機能豊富

初診時の情報入力フローが長く、項目が20以上あります。ただし入力すると、初診の医師が事前に患者背景を把握でき、診察がスムーズになるメリットがあります。

問題は、予約画面の操作性。希望の日時を選ぶまでに5画面遷移する必要があり、スマートフォンでは非常に操作しづらい。

診療所(B):バランス型

予約入力は3~4画面で完結。キャンセル時は電話対応も可能で、高齢者への配慮が見られます。

ただし、予約枠が限定的(午前5枠、午後5枠)で、1週間先のみの予約受付。慢性疾患で定期通院している患者には不便です。

クリニック(C):シンプルだが機能不足

予約フローは最も簡潔(2画面)。誰でもすぐに予約できます。

しかし、予約の確定前に医師の承認が必要な仕様のため、予約から24時間は確定状態が不明瞭。キャンセルも予約完全確定まで不可能です。

改善提案

医療予約システムは、情報入力量と操作の簡潔さのバランスが重要です。

特に高齢患者の利用を前提にするならば、以下の工夫が必須:

1. 電話予約との併行サポート

2. 確定状態の明確化(メール通知など)

3. 急な変更への対応窓口の設置

現状は、各医療機関がシステムベンダーの提供ツールをそのまま導入しており、利用者目線の改良が後回しになっているように感じます。