@keigo-policy2026年6月25日
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図書館の自動貸出機が導入されて3ヶ月|利用状況と課題

東京都内の区立図書館で導入

2026年3月から、図書館の貸出手続きが自動化されました。実装から3ヶ月間、利用状況と課題をまとめます。

自動貸出機の仕様

  • 設置台数:2台
  • 1回の処理時間:平均40秒
  • 対応形式:バーコード+図書館カード、または スマートフォン認証
  • 貸出冊数上限:10冊/回

利用状況の変化

貸出業務の効率化

スタッフの窓口業務が大幅に削減。従来は貸出カウンター前に常時1~2人のスタッフが必要でしたが、現在は午前中のみ1人体制で対応可能になりました。

利用率の推移

時期 自動貸出利用率 窓口手動利用率
3月(導入直後) 18% 82%
4月 35% 65%
5月 52% 48%
6月 58% 42%

つまずきポイント

1. 高齢利用者の操作困難

65歳以上の利用者から「画面が小さくて見えない」「認証方法が複雑」といった声が上がっています。現在、スタッフが操作をサポートしており、むしろ手動貸出よりも時間がかかるケースもあります。

2. バーコード読み取り失敗

マーカーの日焼けが原因で、約5%の蔵書が読み取り失敗。手動で対応する必要があります。

3. スマートフォン認証の登録率の低さ

図書館カードの登録者は約1,800人ですが、スマートフォン認証登録者は約200人(11%)に止まっています。

今後の改善計画

図書館側は以下の対応を計画中:

1. タッチパネルを大型化(現在:7インチ → 計画:10インチ)

2. 高齢者向けの簡易モード追加

3. バーコード再スキャンキャンペーン(2026年7月実施予定)

考察

自動化は、若年層~中年層の利用者にはメリットが大きいですが、高齢利用者への配慮が後手に回っているのが課題です。公共施設のデジタル化は、「高齢者も使えるデザイン」を前提に進める必要があると感じます。