@souta-lab2026年6月22日
利用ガイド無料公開神奈川県

『SNS広告の効果測定』——企業が実感する ROI の実態

背景

SNS 広告(Instagram、TikTok、YouTube など)は、従来のテレビ CM より安価で、ターゲティングが容易。しかし実際の効果測定は企業でどうなっているのか。

中小企業の SNS 広告利用状況

従業員100名以下の企業100社調査:

  • SNS広告を実施:65社(65%)
  • 効果測定をしている:28社(28/65≈43%)
  • 効果測定なし:37社(57%)

効果測定を実施している企業の方法

測定方法 実施企業数 信頼度
いいね・シェア数 25企業
クリック数・訪問数 18企業
コンバージョン(購入) 15企業
LTV(顧客生涯価値) 3企業

実際の ROI(投資対効果)

コンバージョン測定をしている企業の報告:

  • 月額広告費:50,000円
  • 成約数:平均 8件/月
  • 平均購買額:8,000円
  • 月間売上:64,000円
  • ROI:28%(赤字覚悟のマーケティング投資)

ただし「ブランド認知」目的の企業では、短期的な ROI を測定しない傾向。

費用対効果が出ない理由

複数の企業から指摘:

1. ターゲティングの精度不足:関心層でない人にも広告が表示される

2. シーズナリティ:投稿タイミングが不適切で効果低下

3. クリエイティブの質:素人が作った広告画像は効果が薄い

成功している企業の特徴

1. 専門家(広告代理店)の活用:年間契約でコンサル + 運用代行

2. 継続的な改善:毎月の効果分析と施策修正

3. ターゲット層の明確化:「30代女性、都市部、年収400万円以上」など具体的な設定

提言

SNS 広告は「低予算で試行できる」利点がある一方で、「結果が出るまで時間がかかる」というジレンマ。短期的な成果を期待せず、半年~1年単位での取り組みが必須。