恵比寿のスペシャルティコーヒー専門店『豆の旅人』の経営戦略と実績
店舗概要
- 開店: 2022年3月
- 立地: 恵比寿駅より徒歩5分
- 営業時間: 7:00~20:00(無休)
- 店舗面積: 22m²(カウンター8席、テーブル3席)
経営の特徴
豆の仕入れ戦略
この店は「ダイレクトトレード」を実践。コーヒー生産国(エチオピア、ケニア、コロンビア)の農家と直接契約し、中間業者を排除しています。
- 生産者への還元率: 業界平均 30% → 55% に向上
- 豆の品質: スペシャリティグレード(業界上位 5%)
価格帯
- ドリップコーヒー: 650円
- シングルオリジン(豆販売): 1,200円/100g
- サブスクリプション(月次定期便): 月 2,800円(3種類、計 600g)
売上実績
月別売上推移(2024年)
| 月 | 売上 | 来客数 | 平均客単価 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 42万円 | 580人 | 724円 |
| 2月 | 48万円 | 620人 | 774円 |
| 3月 | 56万円 | 710人 | 789円 |
| 4月 | 62万円 | 850人 | 729円 |
初年度から安定した売上を記録。サブスクリプション会員は月 60人程度。
差別化戦略
1. 「焙煎度の透明性」
豆のパッケージに「焙煎日」と「焙煎時間」を表示。消費者が「最適な消費期限」を判断できます。
2. SNS活用
Instagramでは「農家の顔」を紹介。「誰がどこで作った豆か」を可視化することで、購買動機を強化しています。
3. 定期イベント
月1回、生産地の農家からのビデオメッセージを上映。来客数が通常比 +45%。
課題と今後
課題: 家賃負担
恵比寿の立地は家賃が月 28万円。売上に対する固定費比率は 45% で、業界平均 30% を上回っています。
展望
2024年末までに 2号店を赤坂に計画。スケーラビリティを確保しながら、「生産者との関係」を維持することが次の課題です。
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